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赤坂人形

再生時間
5分41秒
更新日
2015-01-08

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江戸時代、有馬藩の御用窯として栄えた赤坂焼の産地・筑後市赤坂に伝わる、素朴であたたかい土人形「赤坂人形」をご紹介します。

オープニング

オープニングの画像

レポーター:
赤坂人形をご存知でしょうか。
「ててっぽっぽ」の愛称で親しまれ、素朴ながらも深い味わいがある民芸品です。
 
今回は、福岡県知事指定特産民芸品、赤坂人形をご紹介します。

赤坂人形とは

赤坂人形とはの画像

ナレーション:
江戸時代中期頃から、有馬藩の御用窯・赤坂焼の産地として栄えた筑後赤坂の里。
 
その地の窯元で働いていた陶芸職人たちが本業の傍ら制作していたものが、実は赤坂人形のルーツと言われています。

ててっぽっぽ

ててっぽっぽの画像

レポーター:
5代に渡って赤坂人形を作り続けている、
職人の野口さんです。
よろしくお願いします。
 
野口さん:
よろしくお願いします。
 
レポーター:
赤坂人形は、素朴でとっても可愛いですね。
 
特徴はどういったところにあるのでしょうか?
 
野口さん:
赤坂人形はですね、両方に型がありまして、それに粘土を詰めて作ります。
そして、合わせたところを耳と申しまして、耳が残っているのが一番の特徴です。
そして赤坂人形は昔、赤坂のててっぽっぽという名前だったんですけど、ごらんのようにあんまり綺麗ではない、素朴だということで皆さんに好かれております。
(ててっぽっぽとは筑後の古い方言で不器用な人を意味します。)
 
レポーター:
どのような材料で作られているんですか?
 
野口さん:
赤坂は赤い粘土の土地がありまして、池の下などにいい粘土があったんでそれを使っております。
 
レポーター:
では実際に赤坂人形を作っているところを見せてもらってもいいですか?
 
野口さん:
いいですよ。

かいねり

かいねりの画像

レポーター:
野口さん今は何をやられてるんですか?
 
野口さん:
粘土をこねているのですが、貝殻のように練る「かいねり」をしています。
全身の力を使い、両手でうまく練りあがるように練ならいかんです。

粘土を型詰め

粘土を型詰めの画像

レポーター:
次は何をやられてるんですか?
 
野口さん:
今、粘土を型にはめているところですね。
出来上がったときにうまく外れるように、かまどの灰をまぶして、粘土を両方の型に詰めているところですね。
両方の指で綺麗に押さえて合わせないかんですね。
抑えるときも片方づつ抑えないと、両方抑えると型がぱちんと割れますから片方づつ力を入れます。
 
レポーター:
それでここが先ほど言われていた耳の部分になるんですか?
 
野口さん:
そうですね。
今はちょっとこんな風な形になってますが、耳を残したまんま綺麗に仕上げるわけですね。
 
ナレーション:
十分に乾燥させ約800度の熱で素焼きをします。

絵付け

絵付けの画像

レポーター:
さぁ最後に絵付けですね。
 
野口さん:
そうですね。
 
レポーター:
色は何種類使うんですか?
 
野口さん:
大体もう3種類か4種類ぐらいですね。
で、口をつけて笛を鳴らしますから、吹く部分はそのままで仕上げます。
 
レポーター:
1つ1つ違ったものになりますね。
 
野口さん:
そうですね、やっぱりうまくできたりできなかったり・・・
素焼きして表面がざらざらしてるからですね。
なかなか色がうまくできないですね。
で、これが「ふくろう」で、大体完成です!

代々伝わる大事な型

代々伝わる大事な型の画像

レポーター:
型の種類はどれくらいあるんですか?
 
野口さん:
そうですね、25、6種類ぐらいで、そのうち笛が鳴るのが10種類くらいあります。
 
レポーター:
今後増えていったりするんですか?
 
野口さん:
いや、これは型がひとつしかありませんので、割れたり壊れたりすると非常に難しいところがあります。
 
レポーター:
伝統の技を守りながら、丁寧な手作業で作られ、素朴なぬくもりのある赤坂人形。
いつまでも大切にしていきたいですね。

 

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